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雑木林

道の葉

桜の葉が
道に散り広がっています。

雨上がりの朝は葉の数も多く
裏や表、黄や赤、様々に
黒く濡れたアスファルトをいろどります。

歩いていると必ず
拾いたくなる葉があります。
かがんで手にするときもあるけれど
だいたいの場合は
「次も居たら拾ってあげるよ」と
ひとりよがりな
できもしない約束をして
通り過ぎます。

風に舞って
粉々になって
土に還ろうとしている落ち葉たちなのに、
かがんで拾ったときは
何か良いことをしたような気分になるのは
どうしてでしょうか。

そんなことを考えついて数歩すすみ
俺は勝手だなと思いつつ
特に反省もせず
一日が始まりました。