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雑木林

おトイレ

キャンプにおいて
トイレは大変重要な事柄です。
キャンプのみならず
トイレは大切なものです。

昔は
厠(かわや)と言いました。
何でも水に流した時代です。
川に張り出した構造のものもありました。

どこかの国では
家畜小屋の上にトイレを据え、
その排泄物を家畜が食べる、
ということもあるようです。

植村直己さんが
犬ぞりで旅したときに
極寒の地で排泄を
犬たちが食べていたということです。
また、現地食(生肉・・・生肉食でもビタミンなどが含まれ
必要な栄養は取れる)を食べることにより
トイレの時間が短くて済んだそうです。
肉が含む多くの油が
スムースな排泄につながったとのこと。

最近の建築では
凝ったトイレもあるようで
ガラス張りとか
6畳間の中央にあるとか
ちょっと私が苦手そうな感じです。

キャンプ場のトイレと聞くと
汚いイメージがあるでしょう。
虫がブンブンで
臭く蒸れて
という。

虫がなぜトイレにいるかと言うと
トイレの明かりが必要以上に明るいからです。
夜のトイレが不安だからと
明るくしておくと
虫が入ってあたりまえです。
キャンプ場によっては
夜に最も明るいのはトイレ、というところさえあります。
虫は誘われるがままにやってきます。

なぜ臭く蒸れているかというと
密閉性を重要視するからです。
イベント会場にある
樹脂製の簡易トイレは最も臭く蒸れているでしょう。
キャンプ場の増設簡易トイレにも使われたりしています。
密閉空間に排泄物の名残があるだけでも
匂いは充満します。

トイレ好きな私は
トイレを作りました。
前にもお話したかも知れません。
キャンプ場のトイレをご利用いただいた方は
おわかりいただけると思いますが、
思ったよりも臭くなく、
思ったよりも虫もいなかった、
ですね?

それは、
トイレの構造、設計と
自然を利用したシステムと
リーダーの工夫です。

?開口部が広い。
・・・個室の上は広く高く開いている。
  空気がいくらでも循環します。
かといって、人から見えることもありません。
?便器から地面まで距離がある。
・・・匂いは地面から便器にたどり着く前にかなり拡散している。
?地面に掘った穴が深い。
・・・穴を深くしたのは長持ちするようにだが、
  結果として下に溜まる臭気が上がりにくい。
 (環境を優先するなら手掘りトイレはよくない部分もあります。)
?殺虫剤を使わない。
・・・よほど困る虫が居ない限り、噴霧式も液体も殺虫剤は使いません。
ハエやアブの幼虫は、トイレの中の排泄物を分解します。
多くの人が使う期間は未分解の排泄物で臭いですが、
時間がたてばほとんど匂いは気にならなくなるほど
分解されるのに虫は役立っています。
?夜のランタンは、そんなに明るくない。
・・・夜はランタンを置きますが
 むやみに明るいものは使いません。
 大屋根下の明かりのほうが明るいので、
トイレよりもそちらに虫が行きます。
(トイレに虫が全く居ないというわけではないです。)

などの工夫をしました。

また、全てを洋式にしてあります。
衛生上心配な人も居るかもしれませんが、
洋式に慣れたこどもたちのために、
また、和式だと開口部が広く少し心配ですね。

それでも、家のトイレとは違い、
虫も匂いもあります。

あと、
男子便所が
小便で床が濡れたりしますね?
私はその対策のために
立ちション場を作りました。

しかもその立ちション場には
的があります。
マトです。
0点、5点、とか、そういうマト。
遠くは1000点。
こどもたちは
競ってそこを目指します。
つまり、
個室で小便することが激減するのです。
「1000点取ったらアメあげる」とかいうと
個室に入る子は、ほとんどいなくなります。

教育上どうなんだ、というご意見もあるでしょう。
しかし、この場合、衛生的なトイレを優先し、
また、キャンプ場にしかないから
家でマトをめがけてご迷惑かけることもないです。
たぶん。

私は
トイレが大好き。

事務所のトイレに入って
30分。
インターネットの用事と
雑木林への書き込みが
もうすぐ終わります。

ヲシュレットを使った後ですので
乾く心配もありません。

多少お尻と足がシビれるけどね。