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雑木林

雨の話

私の師匠はこう言う。

「雨が降っているくらいで困るな。
止まなかった雨は史上一度も無かったし
畑の水やりもしないですむのだから。
もしも
雨が地面から空へ降っていったら
そんな大変なことに
とても驚こうじゃないか。」

そういえば師匠は
雨がたくさん降ると
雨具や長靴をきちんとまとって
キャンプ場にやってきて
コンビニ袋に詰めたタオルを差し出しながら
雨すごいねーと
うれしそうに言う。

晴れているときには畑までしか来ない。
(畑から車で2分登り、さらに100メートル山を登って
キャンプ場がある。)
水やりをせずにすんでうれしいのかしら。

コンビニ袋のタオルは乾いていて、
雨にぬれたこどもたちや
ずぶぬれでテントの防水に走ったスタッフに
たいへん重宝する。
 

雨です。

本日は雨。
よく降っています。

お天気に良し悪しは無いです。
今日に関しては、「雨が降っている。」というだけのことです。
雨だとお天気が悪い、
晴れだとお天気が良い、と言われます。

私は、晴れた日に、社交辞令で「良いお天気ですね」と
しかたなく言うことはあっても、
本気でそんな風には思っていません。
良いとは限らないからです

お天気にコメントする際は
ひとまず、事実を受け止めてから、
その日あるいは短中期的(今日から二日三日くらい)な
自分と周辺の事情に合わせて
感想を付け加えることが大事です。

つまり
「雨がたくさん降っている」という事実を受け止め、
「・・・今日は材木を買おうと思っていた
・・・しかし長く降っていなくて沢も枯れそうだ・・・」
と事情を考えて、
「材木が買えないからちょっと困る雨だ、
でも沢に水が戻ってキャンプに間に合って助かった。」と
感想するわけです。

そうすれば、
「悪い天気、雨。」
と思わずにすみますし、
どのようなお天気でも
ありがたいと思えます。

ちなみに
「お天道さんがみているよ」と言う場合、
それは太陽そのものを指すこともありますけれど、
天の神さまのことを指すものでもあり、
雨を悪いなどと言うと
それこそ
天をつかさどる神様、お天道さま
に失礼になりますぞ。